別府市の美容室 Hair Gran(ヘアグラン)

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僕がなぜ「美容を続けて」「独立」を選んだのか?という話

 真面目

雇われ?独立?

美容師たるもの一度は独立というものを考える、もしくは独立という場面に遭遇するものです。

僕もこの度、独立をしオーナーとしてやっていくことになりました。

美容歴は12年。

12年の間、お店も変わりました。

やめていく人も大勢いました。

あるアンケートによると美容師の離職率は

1年目で50%、3年で80%、10年ともなると90%超

だそうです。

半端ないです。マジで。

そんな状況の美容師業界で、昔から、サッカー以外で続いた事がない僕が(ゲームとか漫画は続いてますけど)

  • なぜ僕がまだ美容師を続けていて、そしてなぜ僕が独立という道を選んだのか

というところを書いていこうと思います

まぁ僕の手記的な意味合いの記事になりますので、「こいつ何言ってんだ?」という部分があってもクレームは受け付けていません。豆腐みたいなメンタルなので。

少し長くなりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

美容学生時代

まずはじめに僕が美容学校にいこうと思ったきっかけは

「な・ん・と・な・く」

です。

商業高校出身の僕は3年の時に進路について決断を迫られました。

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昔の写真を持ってなさすぎるw

あれは忘れもしない夏の土曜日

部活の帰りでチャリを漕いでいて

こう思ったんです

 

「・・・美容師、いいんじゃね?」と。

 

完全になんとなく以外なにものでもありませんねwww

夏休みに入るとすぐに友人を誘って3人でオープンキャンパスに。

オープンキャンパス内容もよかったのですが先生がすごく良かったんです

のちに担任になる賀来先生(現校長)っていうんですが。今でもお世話になっています。

「先生面白いし、ここでいいかな」

と帰りがけに決めちゃいました。

そしていざ受験になると

友人二人は受けずにひとりぼっちというw

まぁ試験自体、面接だけだったのでなんとか受かりました。

しかし、動機が「なんとなく」な僕は

クズみたいな学生生活を送っていました。

ジャージやスウェットで学校いくし

昼休みラーメン屋で「ろくぶる」読み続けて午後の授業遅れていくし

最低ですね

バイトと遊びに明け暮れていました

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頭おかしい目つきしてますね。心霊写真じゃありません

それでもなんとか進級し

そこで「しんじ」と出会った。

出会ってましたがw

仲良くなったというべきでしょうか。

僕が美容師免許取れたのはしんじのおかげといっても過言ではないです。

奴は、優秀でした。

センスあったし、努力もしてた

僕みたいな「なんとなく」ではなかったんだろうなと思います。

そんなしんじに引っ張られながらゲーム感覚で練習に励み、勉強をし、国家試験を迎えました。

正直、自信しかなかったです。

終わった瞬間「はい、合格」くらいの感じでした

そんなこんなで無事美容学校を卒業することができました。

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ピンボケすぎるw

当時の2年の時の担任の竹尾先生にはめちゃくちゃお世話になりました^^;

アシスタント時代

学校を出てすぐ働いたのは地元のお店。

当時全盛だったそのお店で、まさに馬車馬のように働きました。

そしてすぐやめました。

2、3ヶ月だったと思います。

なぜ辞めたか?

まぁモチベーション低いですからね、きついと嫌です。

でも問題はそこではなく(いや、そこもでかい)

僕の中の美容師像とかけ離れた仕事をすることになったからです。

忙しいお店。

めちゃくちゃ忙しかったです

シャンプー台があるシャンプーブースというのがあるんですが、1日そこから出る暇なくシャンプーをし続けるという日が続きました。

お客様と接するのはそのシャンプーの時間だけ。

朝から晩までシャンプーをするだけの仕事。

会話もできない状態でした。

「これって別に俺じゃなくてもよくね?」

とモチベ低男毛利は思いました。

当時のオーナーとも話して

「自分はこういう仕事がしたくて美容師になろうと思ったわけじゃありません」

と話しました。

泣きながら話しました。

悔しかったんです。

しかし結果としてはただ逃げただけだと思います。

「次のお店は小さい店にしたほうがいいぞ」とその時のオーナーの言葉です。

そして次は大分のセット面2つの小さいお店にしました。

僕は

「ちゃんとお客様に向き合って仕事をしたい」

そう思っていたので、少人数でやっているお店を探してそこで働かせていただくことになりました。

ここでは数年働き、技術面というよりも礼儀だったりの精神面を鍛えていただけたと思います。

そしてまた違うお店へ行き数年過ごします。

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ここでいうと後付けみたいに聞こえちゃうかもしれませんが、僕は最初から3店舗はお店を見て回りたいと考えていました。独立するときに一つのお店のコピーにはなりたくないと思っていたので。

スタイリスト時代

僕が今まで働いたお店では明確に「スタイリストデビュー」というものがありませんでした。

できる仕事からしていくスタイルでした。

だからデビュー月にいくら売り上げた!とかそういうのとは無縁で、これからデビューを迎えるであろう若い子たちが羨ましいです。

僕が自信を持ってスタイリストです!!と言えるようになったのは、ここ数年です。

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月指名人数が30人を超えるあたりになってようやく自信がついてきました

また、それと同時に

「責任感」

というものも産まれ

仕事がどんどん楽しくなっていきました!

練習が嫌いでできるだけ早く家に帰りたかったし、休みの日の講習も行きたくなかったあの僕が、今では朝練をし、朝から撮影し、休みの日も自腹で講習に、遠いところでは東京まで行ったりするようになりました。

なぜここまで変わることができたのか?

それは確実に、お客様のため

 

 

 

というのももちろん当たり前にあるんですがw

楽しいんです。

出来ることが増えるとか

前よりうまくなるとか

レベル上げをしている感じです!

なにかができる様になった時、

ドラクエでレベル上げして最初にメラミ覚えた時「うぉおおおお!つえぇぇぇwww」ってなりましたよね?あの高揚感です

FFで全員のHPが4桁行った時みたいなテンションです

 

これがオタクだったクズ美容学生が美容を続けていけている経緯です

「人生はゲームだぜ!」

完全にオタクです。

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このセットポジションは我ながらやばいなとw

独立

ここでようやく独立の話です

ここまで長々と読んでくれた勇者の皆様に感謝です

美容が楽しくなった「ゲスの極み学生」改め「スタイリスト毛利」は経験を積み、ようやく理想を追えるようになりました。

「お客様と向き合った仕事」

ここだけは美容師になりたての頃から変わっていないんだな。と。

お店のコンセプトを決める時に思いました。

要するに

 

「やりたいことをやる」

 

そのための独立です。

もちろん地方の雇われ美容師の給料じゃ家族も養えないかもしれない。

とかそういうマイナスな思考もなくはなかったです。

ただそれ以上に

「やりたい」という気持ちが強かったです

美容が楽しくなってきた今、僕はまだまだ上に行ける気しかしません。

そのための挑戦でもあります

正直、かなりの不安もありました

今でも不安です。

 

給料ないんじゃないか?

家族に飯を食わせられるのか?

家賃払えるかな?

 

とか不安は尽きません

そりゃまだ3ヶ月ですし。

 

でも僕はやりたいようにやるんです

そう決めたから。

 

新規オープンで広告も打たずの営業開始なので

最初はゼロの日が続く日もあるんじゃないかと思っていました。

最初から忙しいなんてちっとも思っていませんでした。

 

だけど、オープンしたら

前のお店のお客様がわざわざ調べて来てくれました!

たくさん来てくれました!

すごく

すごく

幸せです!

まだまだ全然安定はしていませんが

着々とお客様も増えていっています。

きちんと

「お客様と向き合った」仕事ができていると思います。

不安はたくさんあり、至らない所はたくさんありますが、ここだけは絶対にブラさずに

たとえ生活苦になろうと

僕はやりたいようにやるだけです

しかし、もちろんやるからには結果にもこだわって行きます

が、

それはすぐにじゃなくていいと思っています。

すぐに結果がでるものなんて僕は信じないし

続ける事こそに意義があり、意味があるんだと思います。

結果はむしろあとからついてくるものだと。

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オーナーとしての僕の最初の目標は

「コンセプトの徹底」

「続ける」

そして

「一年の集大成である次の12月を見据えた行動」

です

今はとにかくコツコツコツコツと

積み重ねていきたいと思っています。

やりたい事をやる!

これが僕が独立を選んだ理由です

お客様と向き合う=僕がやりたい事です

若者たちへ一言

こんな「クソ学生」「ダメアシスタント」な僕でも今ではオーナーです。(もちろんそこに至るまでにやることはやってますよ?w)

これを読んでいる学生やアシスタントの皆さんが少しでも勇気をもらってくれればいいなーと。

どんなに不器用でも

続けてればできるようになるし

できるようになると楽しくなる

楽しくなるとうまくなる

うまくなると結果がでる

継続していきましょ^^

続ける事こそに意義があり、意味がある

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最後は当たり前な事を偉そうにすみませんでした。

僕は僕で、若い子たちに追いつかれ追い抜かれない様に淡々と頑張っていこうと思います!

まだまだ、抜かれるわけにはいかない!

※ちなみにまだ独身なので家族の飯は心配しなくてよいです。



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