技術
これは美容の話に限ったことではなく
全てのことにおいて言えること。
先人たちが死ぬ気で作り上げたものを簡単にできるようになるわけがない。
もちろんそれをより簡単に出来るようにブラッシュアップされてきたのが言うまでもないが。
だからといって技術は簡単には習得できない
頭を使い
体を使い
時間を使い
お金を使い
ようやく身につく。
そこから更に「自分の色」を付け加える
その過程を経ずして
完全に自己流でいける人は
世間では
「天才」
という。
しかし天才なんていうのはそんなにゴロゴロ転がっているわけではなく、多くの人が「普通」の範囲内。
それなのに「技術」を甘く見てしまっては、正しく継承されない。
先日インスタにあげた画像でこのようなことを書きました
（画像の下に抜粋してます）
「理解」って言うのがすごく大事だと思う。
分かってないのに手数を減らしたり
「力を抜いて」とか「自然体な」とかを言い訳にして
細部にこだわりを持たない。
これじゃ成長は出来ない。
これってベーシックのカットを習った時に体に叩き込まれた事だよね。何の技術でも同じ事。
「上手い人達がコテ4箇所で仕上げてたからそれでやる？」それってアシスタントがスタイリストのカット見て「ブロッキングなしでワンレン切ってたから」って真似するのと一緒。技術を舐めるんじゃねーよ。
いきなり出来るわけない。
積み重ねろよ。
そうやってみんな出来るようになって来る。
「分かっていない」のに「分かったふりをする」
形だけを真似る
そこに「理解しようとする」という思考が伴わなければ、なんの意味もない。
必死に頭を使って
必死に目を光らせ
必死に手を動かす
僕はこの中で一番重点を置いているのが
頭を使う
ということ
思考停止状態で何をやっても
それは全く意味がない
無為にこなす１０回と
頭を使った１回とでは後者の方が上達する
もちろん、１００回こなせば見えるものもあるだろうが
それなら頭を使った１００回の方がいいに決まっている
質は数を凌駕する
これが僕の持論である
いや、
圧倒的質は数を凌駕する
と言った方がいいかもしれない。
逆に
圧倒的数は質をも凌駕しうる
ということももちろんあり得る
究極は
圧倒的質を圧倒的な数こなす
これを突き詰めれる人のみが
「普通」の域を抜けて「天才」の領域に達しうる唯一の存在であると思う。
見て
覚えて
理解し
実践する
その反復
見て
実践する
だけだと意味がない
もっと頭を使っていかなければ
技術は身につかない
舐めずに行こう
「自分のこと未熟だと言ってしまったら、言い訳みたいじゃないですか」
頑張っていきます
ほんと、頭使わなきゃ
上手くならないんですよ・・・・
鉄拳は。
